伝統を楽しむ

民家

京都というと世界的に有名な観光地の一つですが、その中でも密かに注目されているのが、京野菜のお土産です。
京野菜と言っても野菜がそのまま売られているパターンもありますが、漬物として売られていることが多いのです。
京野菜の特徴は、夏は暑く冬は寒いという京都独特の気候だけでなく、川の三角地帯の栄養分が豊富な土地で作られているため味も引き締まっておいしいということです。
また、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれていることも有名で、市場に出回っている野菜の栄養の標準値を上回っています。
京野菜の代表的なものはなす、大根、水菜、ねぎ、かぶらなどです。
このうち漬物として有名なのがかぶらを薄く切って樽につける漬物です。

京都と言えば、今から1200年前から都として栄えたところです。
実は、京野菜の歴史を辿るとちょうど1200年前からの資料があります。
場所としては1200年前からずっと同じ土地で京野菜が作られていた地域もありますが、必ずしもずっと一か所の土地で長い間作られていたわけでなく、多くの場合長年の間に場所を移動しながら作っていたということです。
京野菜が作られる範囲は比較的狭いのです。
それは、京都がこの国の首都がある大規模な平野とは違い、地形が盆地なためどうしても野菜が作れるところが限られてしまうからです。
京野菜が人気がある理由は何でしょうか。
それは作る農家にも歴史があるからです。
農家に代々受け継がれた生産技術もそうですが、それを作る人の見る目もまた長い時間をかけてこそ完成されるのです。